南極観測隊・越冬隊の料理人を勤めた西村氏の料理日記。
冷凍・乾燥・缶詰食品のみ、外部からの補給なしの制限下で何とか工夫をこらしながら隊員たちの胃袋を満たしていく様子は純粋にエンターテイメントとして楽しめる。 お手軽なレシピも豊富なので、家庭でも応用できるかも。
日本の地価高騰を経済学の観点から分析した本。 少し古い本だが内容は古くなっておらず、今でも読む価値がある。
よく言われる「日本は国土面積が狭いので土地が高騰している」という論の誤りと、土地高騰の本当の原因である土地政策の失敗が見事に説明されている。 また、地価高騰への対策として、土地の所有権と利用権を経済的に分離する地価インデックス債が提唱されているが、こちらも非常に興味深い。
amazonで予約注文していたが、発売日を過ぎてから調達が送れている旨のメールが届いたので、近所の書店にて購入。もちろんそちらでは平積み。相変わらず書籍の流通はよくわからない。
近代麻雀での連載時から楽しみにしていたが、待望の単行本化。 ここ10年で一番の麻雀ギャグ漫画ではないだろうか (私の中では覇王を越えた) 。 間違いなくおすすめ。
ところで、本書には巻数が振られていないのだが、これで連載終了なのだろうか。 竹書房のことなのでそのあたりは読めないが、是非とも何らかの形で続編をお願いしたい。
人々がイノベーションというものに対して漠然と抱いているイメージがある。 曰く、"イノベーションはひらめきによってもたらされる" 、"優れたアイデアは見つけづらい" 、 "最も優れたアイデアが生き残る" 、等々 ……。
本書はそれらのイメージがいかに誤っているかを蕩々と語ってくれる。 翻訳も悪くなく、すっきりと読める一冊。
読者からの (?) 質問に気の利いたレシピで回答するスタイル。
あまり前作のような南極ネタはなく、ただのオヤジ料理人としての回答が多いが、その適当ながらも食欲をそそるレシピはちょっと作ってみたくなる。 電車の中で気軽に読むのにはいいかも。
文庫になっていたのを買い逃していたのであわてて購入。
80年代後半頃の豪快さんに加え、COMIC CUEで突然復活した "炎の焼き肉" なども収録された正に完全版。泉昌之ファンならば迷わず買い。
2年半ほど前に購入したニンテンドーDS Liteに、プレイ中の電源断などの症状が出てきたので修理に出してみた。
修理の申し込みをしたのは8月28日(木)。 任天堂のオンライン修理システムから故障内容などを入力すると、自動的に依頼票が作成されるので、これをプリントアウトして本体と一緒に発送するだけ。 希望すれば修理品発送キットを送ってもらえるらしいが、ポータブル機なので、手元の梱包材にくるんで発送した。 発送の際は保証期間内ならば着払いで送付できるが、今回は完全に過ぎているので発払い。
翌29日(金)の朝に最寄りのコンビニから発送したところ、週明けの9月2日(火) に修理品受領のメールが届く。 実際に修理が完了したのは9月17日(水) 。修理品を発送した旨のメールが届く。 修理代金は代引きで払うはずだが、修理金額の記載はなし。
しばらく不在だったので受け取れず、今日になってようやく中身を確認すると、なんと完全に新品のニンテンドーDS Liteが入っていた。 修理明細票をみると、
ご依頼のありました症状以外に、本体内部に水分の影響を受けて故障している部品がありましたので、以下の費用にて本体を交換し、シリアルNo.も変更させて頂きました
とのことで (水に濡らしたことはまったくないのだが) 全交換となったらしい。 それでいて修理代金はわずか2,000円。修理の参考価格から推測すると、電源スイッチの修理代金だけで、ということらしい。
任天堂のアフターサービスの質の高さはよく耳にするところだが、実際に自分で修理に出してみてそれがよくわかった。 修理の流れや申し込み手順もわかりやすく、何よりも非常に良心的な対応に嬉しくなる。
首都圏外郭放水路に始まり、高エネルギー加速器研究機構、核融合科学研究所など、男のロマンを感じさせる見学先の数々に心躍る。
一つ一つの施設の紹介は10ページにも満たず、また大きめの写真が多いので、あまり読み応えはない。 そういった施設の紹介そのものよりも、社会科見学という行為自体への誘いという位置づけなのだろう。そして、その取り組みは成功している。
また、さりげなく開田夫妻が参加しているのもポイント。
今になってようやく夏休みがとれた。
さてどこかへ行こうと考えたときにふと浮かんだのが台北。 元々好きなところの上に何かと縁があり、観光にお仕事にと何度も訪れていたがここ数年はご無沙汰していた。
光華商場が潰れたというのは聞いていたがその跡地がどうなっているかはこの目で見てみたいし、こちらも一度はつぶれかけた中華職棒がどうなっているかも興味がある。もちろん、美味しい牛肉麺も食べたい。
というわけで、台北に行くことは決定した。 となると、あとは手配をどうするかだが、この半端な時期ならば格安ツアーを押さえるのが手軽だろう。 いわゆるフリープランなツアーならば、あまり煩わしいこともないし。
スターアライアンス派の私にとっては成田-台北間は本来はANAしか選択肢がないのだが、さすがに日系航空会社は燃油サーチャージが高すぎる。 とはいえ、チャイナエアラインはさすがに勇気が足りないので、妥協してキャセイパシフィックに。 キャセイパシフィックはワンワールドに加盟しているので、JALマイレージバンク (お仕事の都合上、JALを使わざるを得ない場合があるので、押さえで持っている) には加算できる。


台北市内の散策には台北捷運 (MRT, 地下鉄) が便利。
そのシステムもいつの間にか磁気カードからICカード (EasyCard) へと進化していた。
ある程度頻繁に乗るのならばICカードを買ってしまった方が便利なのだろうが、それほど乗らないのならば、その都度チケットを買った方が便利。 一度きりのチケットはカード型ではなく、トークン型。
地下鉄構内には、ASUS, acer, MSIといったメーカーの格安ノートPCの広告を多く見かけた気がするが、これは単にそれに興味があるから目に付くだけか。

本屋のほんねでも取り上げられていた誠品書店信義店に立ち寄る。 台北101のある市政府站至近で、アクセスは良好。
非常にゆったりとした今風の本屋で、座り読みのスペースも広くとられており、ついつい長居したくなる。品揃えも美術書や学術書などが非常に充実しており、眺めているだけでも楽しい。

もちろんお約束通り麻将本も探してみるが、これといった出物がない。 そもそも、麻将本の新刊がほとんどみられず、ようやく探し当ててもただのルール紹介程度にとどまっているものばかり。 そんな中、なぜか二階堂姐妹の翻訳本を見つけてしまう。 買わなかったけど。
また、町中の宝くじ屋の様なところで、世界麻将大赛のポスターをよく見かける。 やはり、日本よりもアジア方面への営業が主体なのか。

光華商場の跡地付近に建てられた光華數位新天地を訪れてみる。 真新しいビルだが、中身は光華商場と変わらない。 とはいえ、何となく以前の活気が衰えている様に見えるのは、通路が広くなったからか、単に今日が平日だからか。
また、近くにはなぜかバスケットボールのコートが。 何か秋葉原とのつながりを感じてしまう。
付近の八徳路電脳街や、光華國際電子廣場はあまり変わらぬ佇まいでほっとする。 もちろん、八徳玉市も変わらず営業中。

光華を回ったついでに、台湾のオタクビルこと萬年商業大樓を訪れてみる。場所は西門站から徒歩で5分もかからないくらい。
雰囲気としては、中野ブロードウェイがやや近いか。 キャラクターグッズやフィギュア類など雑多な小店舗の集まった中に、アパレルのお店も加わり、いい感じのカオス感。素晴らしい。
台北旅行も明日は帰国するのみとなり、実質的に最終日。せっかくなので、中華職業棒球 (台湾プロ野球) も観戦してみることにする。
試合日程を調べたところ滞在中に台北市内での試合はないので、最も近そうな新竹まで出向くことにする。

台北市内から新竹中正棒球場のある新竹市へのアクセス手段は大きく分けて3つ。

新竹站から、新竹中正棒球場へは徒歩で約20分ほど。 途中に案内板などは特にないので、自信のない人はタクシーを利用した方が良いだろう。
なお、公式ページの地図では少しわかりにくいが、球場入口は西大路沿いにある。新竹站から北大路沿いに歩いてくると見逃しかねないので注意が必要。
新竹中正棒球場に到着後、当日券を購入して球場入りする。 基本的な仕組みが日本のプロ野球と少々異なる。

球場に入ってからも、少し異国を感じる点がいくつかある。

18:35、試合開始。
試合後に台北市内のホテルに戻りテレビをつけると、さっきまで見ていた試合の中継が。録画中継は普通に行われているのだろうか
都合の良いことのみを公式に発表し、都合の悪いことは隠してしまう。今ではそんな意味で使われている "大本営発表" にスポットを当てる。
45ヶ月間に行われた全846回の大本営発表をつぶさに追いかけることで、当時の軍事指導層の思考が浮かび上がってくる。さらに当時の知識人たちの残した記録を併せて見ることで、その時代の空気までもが浮かび上がってくる。
言論統制を行うことの危うさや、また国民の側から見た知る権利の重要さを知る上でも貴重な一冊。

久しぶりにS原氏と千葉マリンに観戦に行く。
土曜日、好天、今期ホーム最終戦、王監督の千葉マリン最終戦、クライマックスシリーズ争いと条件がそろってしまったので2階席までほぼ満員。
試合前には王監督に花束贈呈とセレモニーが行われる。 ビジターチームに対してもこうしてきちんと敬意を表したイベントが行われるのは非常に嬉しく思う。
クライマックスシリーズに向けて絶対に落とせない試合だったが、先発の清水直の好投により (最後の荻野劇場以外は) 安心して見ていられる試合だった。 こういった試合で最高のパフォーマンスを見せるのはさすがとしか言いようがない。数字だけを見れば他の先発陣に遅れをとることもあるが、それでもエースと呼ばれるのはこの差なのだろう。
いわゆる料理指南書なのだが、そこらのレシピ本などと違うのは料理というものを非常に高い視点から体系的に眺めているところ。 たとえば刺身というものをとってみても、刺身とはナマの食材になんらかのソースをつけて食べる料理であり、サラダのバリエーションの一つに過ぎないと見なす。 こういった大きな考え方をきちんと身につけると、手元の材料に応じて無限の料理が得られるだろう。
文章の軽さも実に良い。おすすめ。
手軽に読める雑学本。
あまり当時の暗部には触れず、口当たりの良いエピソードだけに絞っているので、気楽に楽しめる。 移動中の暇つぶしなどにどうぞ。
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